服の素材によってワキガのニオイが悪化!?臭わない対策とは

ワキガ体質の悩みの一つに、特定の、あるいは似た素材の洋服を着ると「ワキガのニオイがきつくなった」ということがありますよね

お気に入りの洋服でも買ってもすぐに、ワキガ臭くなるのではないだろうか…と、買った服がもったいなくて、なかなか着られないという気持ちになるのは、妻を見ていると理解できます

私の妻もまた多汗と併発したワキガなので、お気に入りの洋服にワキガのニオイが染み付いて、着ることができなくなってしまったことは、これまで何度もあります

でも、この悩み、洋服の素材を選ぶポイントや、ちょっとした工夫で、解消されるのです。

今回は、ワキガのニオイが洋服についてしまう仕組みと、大切な洋服を守るための対策法をご紹介します

「天然素材」と「化学繊維」について

洋服は大きく別けると「天然素材」と「科学繊維という2種類の素材からできています。[注1]

参考文献:[注1]化学せんい

洋服を触ると、サラサラしている生地や、ふわふわしている生地、触り心地で色々な生地で洋服って作られていることが分かりますよね

天然素材は、もこもことした冬の毛糸の様な洋服を想像出来ると思いますが、化学繊維はどの様な洋服があるのでしょうか。

化学繊維は、ポリエステルを中心とした素材で、冬場によく見かける、動くとシャカシャカ音がするジャンバーを想像すればわかりやすいかもしれません

ただ、シャカシャカ音がするジャンバーだけでは無く、洋服の多くは化学繊維で出来ています[注2][注3]

あなたが普段着ている洋服を、ぜひチェックしてみてください。「ポリエステル製」と書いている洋服もあるでしょう[注2][注3]

参考文献:[注2]衣料用ポリエステル繊維技術の系統化調査

参考文献:[注3]素材のマメ知識

相性の悪い服や下着の素材は?

ニオイがキツイと感じる、相性の悪い服や下着の素材はどんなものになるでしょうか?

それは、化学繊維の洋服や下着で、化学繊維を大別すると、再生繊維・半合成繊維・合成繊維の 3 つに分けることができます。[注5]

洋服の多くは化学繊維でできています。しかし、化学繊維の洋服は石油を使った合成繊維[注4][注6]ですので

・吸湿性が少なく

・汗の吸収が悪いため

・ワキガの菌も繁殖しやすく

・ニオイがこもり

・一度ニオイがつくと

染み付いて、なかなか落とすことはできません。

それは、化学繊維の洋服の吸湿性が天然素材と比べると、その機能性は低いことにあります[注5]

吸収しないということは、ワキガのニオイは染みつかないのでは?と思われるかもしれませんが、その反面欠点も多くあります

例えば、化学繊維の中で一番羊毛に似た性質をもったアクリル系は、ふんわりと軽い繊維の特長を生かして下着や靴下、セーターやジャージなどのニット製品など、広く使われていますね。[注6]

ところがアクリル系の製品は、洗浄液中の汚れをとても吸着しやく、しかもニオイの成分が染みついて、しかも定着してしまう最大の欠点があるのです。[注4]

しかも、しかも洗浄液中の汚れをとても吸着しやすいので、他の服に付着したワキガの原因でもあるタンパク質や脂質などの汚れの影響を受けやすくなります。

そのため、できるだけひとつの種類にまとめ、清浄な洗浄液で洗うことが大切です[注4]また、化学繊維素の洋服は、表面についた水分を乾かす力が天然素材より優れています。[注5]

それにより速乾性はありますが、吸湿性が悪いため、染みついた臭いも洗濯しただけでは取れません

これらのことから言えるように、化学繊維の洋服はワキガ体質の方にとっては、相性が悪く、ほとんど良い要素はありません

とくに素材の全てが、合成繊維で出来た洋服には注意が必要です

参考文献:[注4]大阪繊維商品めんてなんす研究会基礎科テキスト

参考文献:[注5]素材のマメ知識

参考文献:[注6]化学せんい

【関連記事】服に染み付いた「ワキガ臭」と「黄ばみ」を洗い落とす洗濯方法については下記記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

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ワキガ体質と「相性の良い」素材とは

ワキガ体質の方にも、ニオイを気にすること無く安心して着れる、相性の良い洋服や下着はあります。それは、麻や綿、絹(シルク)などの天然素材です[注8]

とくに麻は、涼しい天然素材のひとつで、吸収性はがよく乾きやすいため[注8]Tシャツやカットソー、シーツの素材として多く使われています[注7]

参考文献:[注7]涼感素材として注目される麻織物の表面特性と快適性

綿素材は、タオルなどの肌触りでも分かるように、柔らかく肌触りが良く、吸湿性にすぐれており水分を発散させるため、下着やパジャマなどにも取り入れられています[注8]

そして、クレオパトラから卑弥呼まで、最高の衣料素材として世界中の人々を魅了し、愛用されてきたシルクは、素材としてだけではなく、アミノ酸を含んだタンパク質繊維の肌に優しい素材です[注9][注10]

そのため、食品関連業界等では、新たな食品用素材としての利用が期待されているほどです[注9][注10]

参考文献:[注8]素材のマメ知識

参考文献:[注9]これからの絹を考える

参考文献:[注10]絹フィブロイン酵素分解の研究開発

服の色もワキガのニオイに関係

暑い夏に涼しい色の服を着ると、涼しい気持ちになり、寒い冬に赤の下着を着ると、体温が上がった気持ちになったりしますよね。

これは、私たちの潜在的能力が気持ちの面で、変化をもたらせてくれている事になります

では、さわやかな白い服を着たりすると、ワキガのニオイが少なくなったりするのでしょうか

確かに涼しい色の服を着ている本人は、潜在的能力のおかげで、ワキガのニオイが軽減したように感じるかもしれません

けれども、根本的な治療にはならないので、基本的にニオイの変化はないのです[注11]

参考文献:[注11]腋臭症の診療方針の立て方と治療

また、黒は一番熱を集めやすいのですが、条件によっては、明度の低い黒よりも緑や濃緑のほうが高温になる場合もあります[注12]

しかし最近では、運動後の発汗によるウェアの臭気を抑制する、アパタイト被覆酸化チタン光触媒コーティング加工されたウェアなんてものも存在します[注13]

ですので、ワキガのニオイが気になる方は、服の素材だけでなく素材の色も含めて洋服を選ぶようにするといいでしょう

参考文献:[注12]衣服に色彩がもたらす表面温度の違いに関する屋外実健

参考文献:[注13]光触媒をコーティングした衣服が運動による発汗後の臭気に及ぼす影響

ワキガは夏より「むしろ冬」に注意が必要

ワキガは夏にだけ問題視すれば良いと思っている方が多いようですが、実は、冬の方が注意が必要です[注14]

とくに女性の場合は、寒くなってくると、コートやネックウォーマーなど厚着をする機会が多くなります

夏場に比べて洋服の通気性も悪く、屋内に入ると暖房ガンガン効いている場合は汗をかきます。[注14]

結果として、服の中は汗と熱で蒸れたニオイで一杯。冬に上着を脱いだ瞬間、ワキガ臭で部屋が充満する恐れだってあるので、注意が必要です

このように、冬はそんなに汗をかかないように思いがちですが、夏場ほどではないにしろ、冬だって汗はかいているのです[注14]

参考文献:[注14]冬のニオイに関する意識調査

【関連記事】夏場に比べて汗をかく機会が減る冬は、強いニオイがする汗をかきやすくなるため、冬こそしっかりとケアに取り組み必要があります。そのことについては下記の記事で詳しく紹介しています

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ワキガでもポリエステルの服を着たい!その対策は?

ワキガと相性の良い洋服とは分かってはいるけれど、やはりどうしても着たいポリエステルの洋服はありますよね

その場合は、どうしても洋服だけでのニオイ対策では困難なので、ドラッグストアなどで手に入る脇汗パッドを使いましょう

また、ノースリーブや、Tシャツ等、洋服の種類によって汗ワキパッドは使えなかったりしてしまうので、ワキガ専用クリームが適しています。

ワキガクリームであれば、ニオイ対策にいつでも簡単に使えるので、とても安心です

ニオイ対策をしっかりして、ストレスフリーでポリエステルの洋服を楽しみましょう

臭わない対策とは

Tシャツやカットソーは綿100%の素材であれば、通気性が良く、ニオイがきつくなる心配も大幅に減ります

それと同時に、汗をこまめに拭いたり、ワキ汗パットやワキガクリームを使うことによって、ワキガのニオイ悪化をさらに防ぐことが期待できるでしょう

ワキガのニオイを香水などの香りで、誤魔化そうとしてしまう人もいますが、実はそれが逆効果になる場合もあります

ワキガの場合、ふつうの汗とは違い独特なニオイを放っているため、香りで誤魔化すのでは無く、その香りと混ざって悪臭となり、余計に周りに迷惑を掛けてしまうケースがほとんどです

香水などの香りでニオイをケアしたいのであれば、しっかりとニオイ対策をした後に、香りをアクセントとしてつける程度にしましょう

【関連記事】洋服の素材選び対策と合わせて使うことにより、ワキガ臭の抑制に期待ができるデオドラント剤を下記記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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最後に

・「天然素材」と「科学繊維」が洋服の主な素材

・ワキガ体質と相性が悪い素材は化学繊維

・麻や綿、シルクなどの天然素材を着る

・素材がよくても、色が黒では熱の発散を妨害

・ワキガ臭は夏よりむしろ冬に注意が必要

一見、何の繋がりもないワキガと洋服の素材ですが、実はとても関係があります

どの対策も1日や2日でニオイトラブルが解消する即効性はありません。しかし、服の素材の選び方ひとつでも知っていれば臭う前に対策することで、ワキガのニオイに悩まされずに済みます

ワキガの体質人は自分のニオイになかなか気付かないもの。

もうワキガのニオイには悩まされたくない方は、ぜひ洋服の素材選びを楽しむ生活にトライしてみてくださいね

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